学校で習ったことと実践英語を連動されるには?

学校で英語を習ったけど、英語が使えない・・・
もう、何度となく聞かされているフレーズだが、だから学校英語は・・・と
切り捨てず、今まで習ったことも有効活用しようと前向きに考えると
実践にも役立てる能力へ転換させることができる。

その証拠に、一番英語力が伸びるのは、まじめに受験英語をやった人。

これは、受験英語がいい悪いということでなく、単純に英文をたくさんインプットしているから。
たくさんインプットした英文はかなり質が高い。
もし、

My grandfather has been daed for three years. や
Ms. Sato could lend me the money, but she won’t.

などの英文をたくさん暗誦した人ならば、日常会話の英語は、すぐにできるようになる。
能動的リスニングで耳をチューニングし、自分から言葉を作る文を生成することを
すこし練習すればよいだけだからだ。

こういう人は、米国のTVドラマなどをどんどん観ていれば、
実践英語のリスニングはできるようになる。

英語でTVドラマを繰り返し見れば英語ができるようになる、という体験談を読んで、
私もやってみようとトライした人は多いのではないか?
実際アマゾンでTVドラマDVDのレビューを読むと、それで英語力を伸ばして
いる人がその経験を書いている。それも一人二人ではなく・・・。

そこで、実際に試してみる、しかし残念ながら・・・
そして、「できなかった・・・あのレビューはウソ、ヤラセなんだ」
そう思うだろう。

しかし、アマゾンのレビューにわざわざウソを書く人はいないでしょう、まず。

問題はTVドラマ以前にある。
それまでに、どれだけ英語をインプットしているか、だ。

TVドラマで英語力を伸ばしたのでなく、それは
あくまできっかけに過ぎないから、英語上達につながる人、
つながらない人がでてくる。

英語の貯えがある人は、TVドラマがきっかけになって一気に開花する。

その貯えがない人は、「やっぱり英語なんてできない。」となってしまう。

では、貯えがない人はどうするか?
貯える、それしかない。
もちろん、それは苦痛であるから、苦痛でない方法で貯える。
また、通常英語が一通り使えるようになるまで、3,000時間という
時間が一つの目安だが、これをいかに短縮するかを皆求めているだろう。

現実的に、大人が3000時間を英語習得に費やすというのは非常に困難だ。

私は、能動的な学習方法をおすすめしたい。
同じ1時間で、より強烈にアタマにインプットするには、密度を濃くするしかない。
つまり、同じ英文を貯えるのでも、できるだけ「短時間で」早く貯える。
そのためには、密度を濃くする。

もっとも効果的なのは、暗誦。
英文を見ないで言えるようになってから、10回暗誦する。
(語学の天才シュリーマンは、小説を全部暗誦して覚えた、これはやり過ぎ?)

短時間達成を目指す人は、濃い密度の学習比重を多くして、
薄い密度の学習法の割合を下げる。

そして、ほとんどの日本人がやっていない、能動的、主体的な発想。
自分で英語をクリエイトすることだ。
受け身の英語には慣れているけど、自分から英語をクリエイト(話す、書く、考える)
することは、ほとんどしていない。

英語が話せないのは、話した経験がないからだ。
一日5分英語で話した経験がない人が、いきなり英語で話せといっても
話せるわけがない。車の知識をテキストでアタマに詰め込んで、
「じゃあ、これから箱根行くから運転してね」と言われるのと同じである。

ちなみに、話すのに相手は必要ないので、一人で話す練習はできる。
朝起きてから今までの出来事を頭の中でなぞる。
それを英語にする。これだけで、一日100文は、軽く作れる。

もちろん、最初はできない。
こんな風になる。

I got up. It was cold. …. I, I was tired. ん~、朝ごはんなんだっけ?
breakfast…. I , , , 朝ごはん作るってなんていうんだ? ? ?

そして、たいていここで挫折する。

しかし、めげずにこれを繰り返すと、次第に次のレベルくらいには上達する。

I woke up this morning. I was not in the mood of going to my office.
But I had to. I went to the coffee shop as usual, and had a cup of
coffee and a slice of toast. It cost me 520 yen.
At the station, I bought a newspaper, and I got on the train…

文も単純、文法もあやふや、冠詞の使い方もあいまい、
など、訂正だらけの英語になることもある。

しかし、これは非常にいい兆候の英文。

なぜなら、ちゃんと英語の構文に基づいて英語が生成されているからだ。
英語が流暢になり始めの英語ネイティブ、子供時代に全く英語ゼロの状態で
海外へ行った子供たちが、しゃべり始めの頃、みなこんな英語を話す。

ちなみに、ネイティブ3~4歳くらいは、上の程度の英語をズラズラと話す。

あなたも、ネイティブと同じ道に乗り出した証拠。

インプット(読む、聞く、新しい表現を覚える)とあわせて、この英文をどんどん
創っていくことを続けていると、ネイティブの4歳、5歳、6歳・・・とレベルがどんどん
上がっていく。