英語を思い出す能力強化=話せる英語

暗誦から始まって、自分の口から自分の英語が
出てくる瞬間まで。
立ちはだかる壁の乗り越え方をご案内します。

英語を思い出す能力強化=話せる英語

「英語を話すときはやはり身構えてしまいます。
そしてどうしても、単語レベルになってしまいます。」

英会話スクールに通っている福島県の相沢さんからのお便り。

基本的な文法(中学レベル)はわかっているはずなのに、
話すときは、頭の中が真っ白になってしまう。
ブロークンどころか単語レベルになってしまうという。

超えるべき壁とその越え方

このレベルの人たちの超えるべき壁は、英文暗誦です。
えっ、ただの暗誦???

そう、ただの暗誦。
英語を使いこなす人は、
I don’t know much about his business. がすんなりいえる
ようになるまで、
I don’t know.
I don’t know mcuh about ・・・
を何万回と聞いているはず。

しかし、日本にいてそんな時間はない・・・

そこで、何万回も聞く代わりにもっと効率よく吸収する方法が暗誦。

何万回も聞いたつもりを暗誦で代替する。

しかし、こないだ、単なる記憶ではダメだといったじゃないか?
と声が聞こえてくる。

そうです。単なる記憶ではダメなのです。
つまり、第一ステップとして暗誦があるけれど、
それが、今度はゼロの段階から、自分の口から出てこないといけない。

「いま、何も見ずに、ペラペラっと何でもいいから英語を口に出して」と
いって、英語が出てくる人はあんまりいない。

なぜなら多くの人は、テキストや教材があって、それをなぞって
理解することは何度もやっているけれど、
いったん自分のアタマの中に入った英語を、自分の力でアタマから
口に出すという方法をとってきていないため、話せない。

初級、中級の段階の人は次の方法が、「話せる」につながっていく。

まず、次の3つの英語を暗誦する。

I’m going to wash my car tomorrow.
I cut myself with a knife.
Did you have a cold last week?

次の日に、何も見ずに、英語が出てくるか試す。
出てくれば上出来。出てこなくて当たり前。
先ほどの英語をもう一度暗誦する。

これを繰り返すと、英語が口から出てくるようになる。
もちろん、3文だけでは足りないが、最初は欲張らずに
少しずつレパートリーを増やしていく。

これで、1千くらいの英語が口から出てくれば、たいてい
会話が成り立つレベルになる。
1千といきなり目標を与えられるとつらいと思うけど、
毎日3つくらいと思っていると、思わぬ効果がでてくる。

暗誦と同時に英語の文法を自動的に吸収していけるので、
雪だるま式に暗誦スピードが上がっていく。

つまり、記憶力が上がっていくのと、英語の構造の理解が
あいまって、1日10文、20文は簡単に暗誦できるように
なってくる。

(一文が圧縮して記憶されてくるような感じを覚える。
つまり、始めた頃ほどの労力が必要なくなる。)

さらに、上を目指せば、一文でなく、段落を一気に覚えてしまうといい。

たとえば、映画から、

I am in favor of tax cuts for those whom it will do the most good.
And that’s a tough enough battle.
And it looks like all of a sudden we’re got a fair fight.

これを口ずさんでいるだけで、重要な次のフレーズが理解できる
だけでなく、自分から使えるレベルになることが期待できる。

in favor of
for those whom
do the most good
all of a sudden

ちなみにこのフレーズは、テレビドラマ「ホワイトハウス」から。
もちろん、暗誦した次の日、何も見ずに何か思い出せるか
試してみる。

この時に、機械的に思い出すのでなく、意味は同じだけど
違った英語が口からでてきた、という場合は、二重丸。
英語の意味を捉えて、それにあわせて自分の英語を
自分で作り上げた瞬間だ。
これこそ、英語をしゃべる、ということにつながる。