丸暗記に頼らずに英語を話すことができるか

英語を話す時にいかに記憶を使わずにスラスラ話すことができるか、
教えている子供たちの「ゼロからの上達度」を交えてお伝えします。

英語を習い始めた頃、英語ってなんて複雑なのかと思った。
日本語だと「毎日学校に行ってます」なのに、
英語だと「私は 行ってます 学校へ 毎日」というふうに順番が違う。
I go to school everyday.

さらに he になると、なんと go ではバツ。
goes に変えなきゃマルがもらえない。

でも、この間違いを何度もしているとだんだん慣れてきて、
今では、 He go to school …. なんて聞いたら、非常に違和感を感じる。

英語中級者から 変な英語を聞いたり読んだりすると違和感を感じるようになる。

そうなると、英語上級までもう少し。

たとえば、 a friend of me と聞けば、「え?」と違和感
(もちろん、a friend of mine)

初級者は、違和感を感じるようになるまで何度も繰り返すしかない。

紹介した下記をやれば、すぐに中級レベルにはいける。

ステップ1)英語の短文を理解
ステップ2)言い換えなどの練習
ステップ3)CDなどで例文ごとインプット(暗誦)
ステップ4)日本語から即座に英語に言えるように

例でいくと、

ステップ1) He wrote to her last week.
ステップ2) 上の文を疑問文にすると?
Did he write to her last week?
ステップ3) この文章が即座に口からでるようにインプット(発音、リズムも)
ステップ4) 「田中君は昨日山田さんへ手紙を書いた。」 を英語にすると?

間違った英語には違和感を感じるまで、英語がインプットされることは重要。
それは、英語を話す時に次の大きな違いをもたらすからだ。

英語初級者は、記憶容量をフルに使い英語を搾り出す。
英語上級者は、記憶容量をほとんど使わず、頭に負荷をかけずに話す。

上級者は英語がインプットされているから、頭を使わず英語を話せる。
初級者は、頭から煙が出るまで頭を使って英語を搾り出している。

初級者と上級者の違いは、頭のよしあし、記憶のよしあしではない。

すでに英語が自由に取り出せる形式でインプットされているかの違いだ。

英語初級者は、話す時に、英語を一語一語頭から搾り出すように話す。
[初級者の英語の話し方]
I ひざを痛めただから、 痛めたは hurt かな。

えー、I hurt knee

野球をしてるときにだから、
in the baseball game.

I hurt knee in the baseball game. かな。

いっぽう上級者は、違和感がなくなるまで、文型とフレーズがインプットされているから
I hurt my knee while playing baseball.

というフレーズが口から考えずにでてくる。
意識は、野球で痛めた だけで、いちいち考えない。

考えずに英語を話せるんか?

日本語で話す時、次はこの言葉を使おうとは考えないのと同じ。
口から言葉は自然とでてくる。
英語でも究極的にはこの状態に持ってくる。

この日本語のような状態に持ってくるには、たくさんの英語(英文)が、
音、リズム、文型 意味 が一緒くたになって 頭に入っていればいい。

英語を読んで、日本語訳にしておしまい、の勉強だと頭に残らない。
(一度読めば数年覚えているようなよほど記憶力がいい人は別です。)

参考書、問題集ではココまでやってくれないので、下記を工夫して自分で
やるしかない。

音、リズム、文型 意味 を一緒くたにして、インプットする
[基本]Sara worked as a marketing manager.

自分で運用してみる

[運用]John is working as a bus driver.
Is he working as a taxi driver?
No, he isn’t. He is working as a bus driver.

日本語から英語にしてみる。

私はマネジャーとして働いています。
私は1日8時間働いています。
私はソニーで働いてたけど止めました。

これを繰り返していくだけで 英語は頭にインプットされていく。
長く記憶に残るように繰り返すことが大事で、そのためには
初級の頃は、1日1回は繰り返す。(欲を言えば12時間以内に繰り返す)。

1日10分。集中すれば記憶容量を使わずに英語が口から出てくるようになる。

9月から教え始めた子供たちは 英語ゼロの状態から週2時間X3ヶ月で
約500文をパッと英語にできるようになった。

John sometimes helps [she] in the kitchen. のような間違いもするが、
間違えることで、かえって正解[her」が強く印象づけられるようだ。

次のような文章は、即座に英語にできる。

私はカバンに辞書を2冊持ってるよ。
私には姉1人と弟2人がいます。
毎週日曜日は公園でテニスをしているよ。
僕は野球が好き。
よく図書館で本を読むよ。
時々いとこに手紙を書いてるよ。

I have two dictionaries in my bag.
I have a sister and two brothers.
I play tennis in the park every Sunday.
I like baseball.
I often read books in the library.
I sometimes write a letter to my cousin.

500文くらいになると、「こういった内容を英語で言ってごらん」と
いうと、いえるようになる。

「私ね、毎朝紅茶を飲むの。朝はいつも6時におきて、朝ごはんを食べるの。
よく図書館にいって本を読むよ。英語を勉強するのも好きだよ。
もちろんテレビも見るよ。台所でお母さんの手伝いもするけどね。」

英語の型がすでにしみ込んでいるから口から出てくる。

あなたは言えるかな?