英語の骨格。

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英語が苦手になった人は、中学や高校時代の、難しい文法用語が
こんがらがった人が結構います。

しかし、心配無用。文法用語は知らなくても大丈夫。

試験でも実践でも、「この不定詞は、名詞的用法か、形容詞的用法か、
副詞的用法か」なんて問題はでません。

この英文はSVCかSVOかなんて知ってても役に立ちません。

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この英語はどんな意味なのか、が重要なのです。

この英語が理解できるか、この日本語を英語にできるか、が試験問題なので、
文法用語なんて知らなくても平気。もちろん、実践においてもそうです。

これは、社会人にも、大学受験前の高校生にも共通のことです。

英語が苦手なもうひとつのタイプは、どれをどの分量やれば良いのかわからない、
いくらやっても際限がないと感じてしまう人。

ゴールがはっきりしないからやる気が起きない。
当然ですね。たしかに英語を極めようとすると際限なく時間がかかります。

達人に言わせると、「英語習得はそんなに甘いもんじゃない。」

でも英語で食べていくわけではないので、サクッと割り切りましょう。

自分のゴールを決めて、そこまで到達するのに何をすればいいのかを考えれば、
英語習得は、予想以上にはかどります。

やり直し、入門レベルの最短英語上達法は?

英語入門・やり直しレベルの人にとって、最も手っ取り早い方法は、次の方法です。
TOEIC500~700点くらいまでの人で行き詰っている人にも有効です。

ステップ1 中学3年分の文法事項だけを、短期集中で習得する。
ステップ2 英語の本を1冊読んで聞く。
ステップ3 短い日本語をドンドン英訳していく。

この方法は、英語をもう一度やり直したい社会人・主婦の方々すべてに当てはまる方法です。

特にステップ1の中学3年分の英文法を一気に理解してしまうことは英語上達の近道です。

中学3年間で、年間授業420時間もあります。

これを大幅に10分の1くらいの時間で仕上げてしまうのが理想です。

一気に英語の骨格を理解してしまえば、あとは英語を捨てるのが惜しくなります。

せっかく英語の骨格がわかったのだから、少し英語の本を読んでみるかな、
英語ネイティブと会話できるかな、などと欲がでてきます。

しかっし!! 「文法書を一冊やるの~?」 ですよね。

結構根性いるんじゃないかと思うでしょう。

隅から隅までやるのはやっぱり根性いるでしょう、もちろん推奨しますが。

そんなのできないっていう人にも方法はあります。

一冊やる、という意気込みよりも、例文の英語ををドンドン読んでいってみる、
という気持ちのほうがいいです。英文を読んで、わからないところだけ、
少し説明も読んでみる。

“The shop will be closed.” とかね。

「わかるわかる」というのならば次の単元へ行く。

次の単元で、”I need to make an appointment to see a doctor.” って読んでみて、
「あれ、なんで to see a doctor なの?? 」と頭に「???」が浮かんだら、
説明を読んでみる。

読んでみて、わかったら、次の単元へ進んでしまう。

この方法だと、1冊を1週間以内でとりあえず、終わらせることができる。

そのアトに、「ちょっとあそこがわからなかった」というところだけを、
少し説明を読んで、練習問題がついていたら、ちょっとやってみる。

これで、おしまい。

これで文法事項は おしまい。本当にこれだけでいいのか?

この段階ではこれだけで十分。

これだけわかってれば、ドンドン英語を読んでいくことができるから、
アトは英語を読んでいく過程で、知識がより強固なものになっていきます。

ところで、お勧めの文法書は、次のいずれかです。

いずれも英国の出版物ですが、日本語版がでています。

もう文法うんざり。学校英語 大嫌いな人にお勧めです。
アマゾンでの評価で大方の人が指摘している通り、
学校英語での嫌な文法とは大違い、を実感できる良書です。

***お勧めの文法書 日本語版  受験英語とはかけ離れた楽しさ!!!!****

オックスフォード版(2分冊)

スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法―パートA:動詞と時制

スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法―パートB:修飾と接続

ケンブリッジ版

マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)

文法がある程度わかってくると、「私って英語ができるようになるかもしれない」
と本気で思えるようになります。

そして実際にこういった欲は、ステップ2とステップ3で満たされるのです。

英語の本は簡単なものを読んでいくことで、
英語の骨格がもっともっと自分の身に染み付いていきます。

ステップ3の簡単な日本語をドンドン英語にしていくことができると、
英会話で使うレベルの英語には困らなくなります。

ここからアトは、ドンドン ナマの英語を聞いたり、原書をたくさん読んだり、
独り言を英語で言ったり、を続けていけばいいだけです。英語の骨格が
できていれば、あとは軽く流していけば大丈夫です。

もっともエネルギーがいるのが、この初級者レベルなんですね。

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