自分でコントロールできない英語リスニング力を上げる

CNNニュースやテレビドラマは字幕をみたり、後で英文を
確認すれば何とかわかる。

でもリスニングだけは・・・。

こういう人は結構いる。最近質問で増えているのが、
聞き取りが何とかならないかというもの。

これは初級中級に限らず、上級者(英検1級、TOEICリスニング満点など)にも、多くそれぞれのレベルでの難問だ。

私は英語で、一番伸びるのはリスニング、それから最後まで
完璧にならないのもリスニングとお答えしている。

どうして、リスニングは難しいのか?
それは、唯一自分でコントロールできない技術だから。

スピーキングは、自分がしゃべるのだから自分でコントロールできる。
ライティングは、スピーキングを紙に表現したものだから同じ。

リーディングは受動的能力だけど、自分で時間を調整できる。

さらに、知らない単語は辞書で引けばよい。

英語ネイティブであっても、リスニングは難しいことがある。
アメリカ人にはイギリス人の発音はとっつきにくいし、一部わからない。
発音だけでなく、表現方法も異なることがある。

私の義弟はカナダ人だが、イギリスの大学にいったときに、当初
はっきりとわからない表現が多かったという。

ネイティブがこうなのだから、私たち日本人が わからなくて当たり前。

映画が難しいのは主に2つの点。
一つは、発声がはっきりしないこと。

テレビのニュースキャスターは、一般人よりもはっきり明瞭に話す。

特別な発声訓練を受けているからだ。

これは、日本でもそうですね。NHKのアナウンサーの言葉には
テロップは流れないけれど、一般人の話にはテロップが流れる。

これは、一般の人の発音は、聞き取りにくいことによる。

映画の場合は、この聞き取りにくい発音でずっと話が進むから
まあ、ノンネイティブには聞きづらい。

もう一つの理由は、クリーシェを初めとする表現の問題。

英語には英語独特の表現がある。
日本語も表現が豊かで奥が深いが英語も同じ。

映画はシナリオのひとつひとつの言葉にも非常に注意を払うし、
それだけに、聖書からの引用だとか、イディオムを使った表現も
多く含まれる。

なので映画の英語は結構、難しく奥が深い。

では、お手上げかというとそんなことはない。
私は映画でかなり英語表現を覚えた。
映画の表現は、印象に残る。
だから、表現をそのまま自然に覚えこめてしまう。

ぜひ、あなたにもお勧めしたい。
一年間で相当な英語の表現が自分のものになりますよ。

方法は簡単。
まず映画を楽しむ。ストーリーはバッチリ頭に入れる。
これは、楽しめば自然にストーリーは頭にはいるので大丈夫。

それから、

1回目に英語字幕で見る。
2回目は字幕なし。
3回目にもう一度字幕。

これを10回くらい繰り返す。
それから字幕なしでどのくらい聞き取りができるかテストする。
できない箇所は、今度はしらみつぶしで、聞き取れるようにする。
こういうふうに、ローラー作戦で、1本の映画をかなり大事に何度も見る。

そして、今度はアウトプットに転じる。
字幕を消して、音声を日本語にする。
この状態で、日本語から英語に自分で英訳していく。
これが、できれば、もうその英語はあなたのもの。
特に感情を込めて主人公になりきってやってみると、結構早く表現が飲み込める。

映画1本で、突如英語が開眼してしまった人もいるので、
あなたも休暇にどうぞ。