初級者が、独習で英語上達するには?

英語講座などでカリキュラムに沿って、自動的にステップアップしたいが、
いろんな事情から、独習をするしかない。独習ではステップアップできないか?

英語の基礎の段階でつまづいてしまった人、または中学生、高校生で、英語が
どうも苦手な生徒、もちろん、

独力で英語力を一般レベルにまで持ち上げることは可能だ。

こういった初級者は、かえっていろんなモノに手を出さない。
できるだけ、シンプルに「これ」っと決めたらそれだけをやる。

まず、目標を立てよう。

中学3年レベルの英語がわかることを目指す。

英検でいったら、英検3級。単語数 2千語。

本当に薄い本3冊程度にしぼる。

昔の中学校の教科書があればそれをお勧め。

(今の中学教科書をみたら、イラストだらけで非常に中身が薄い。
カラフルで見やすいんだけどね。)

教科書が手に入らない場合は、NHKの基礎英語と続基礎英語。

(NHKテレビは面白すぎて英語量はあまり多くないのでできればラジオ)。

どちらかにしぼって、出てくる英文は、きちっと声にだし、意味もわかるようにする。

まあ、全体の分量としたら、それほど多くは無いけれども、これを必ずきっちりやる。
このレベルの英語は、100%理解しておくのは必須。

ただし、学校で教えてもらった方法よりももっと効率的な方法を教えましょう。

まず、きっちり訳す必要はない。

「でも、私初級者だし、日本語に訳さないと意味がとれない。」

そのときは、
次のように読むクセをつける。

The large animals need more space.

The large animals 大きな動物が、

(どうしたの)

need 必要なの

(何を)

more space もっとスペースが

こういう風に読んでいきます。

もう一つトライ。

Ripper took his cigar out of his mouth and said,
“Water! That’s what I am saying.”

Ripper リッパーが (どうしたの)
took とったの (何を)
his cigar 彼のタバコを

out of から (どこから?)
his mouth 口から
and それから(どうしたの?)
said 言ったの (何を?)

Water! 水って(言ったの)
That’s それが (それが 何?)
what I am saying 私がいったこと

英語と日本語は語順が違うから、このように、
何を、どうしたの、どれを というのが、いつも文章の後ろにくる。
それをアタマの中で待ち構える姿勢を持つように 紹介したような
方法で読み進んでいくと、英語を 日本語の語順で訳す必要はなくなるし、
そのうち、日本語に訳す必要もなくなってくる。

一人ではできにくいが、英語=>日本語 よりも、
日本語=> 英語 のほうが、実は英語がアタマに入りやすい。

サリーは心が痛んだSally felt a pang, /

しかしそれを隠そうとしたbut tried to conceal it /

ごまかそうとする試みの下にunder a shuffling attempt /

彼の主張を守るためにto save his case /

その形を変えることでby changing the form of it–/

まるでas if /

形を変える一方中身はそのままで
changing the form while retaining the juice /

達人を欺くことができるcould deceive the expert /

彼がなだめようとしているhe was trying to placate. /

これは、ネイティブリーダー講座からの抜粋

こうやって、日本語=> 英語 で英語を読んでいくと、
これは、英語でなんていうのか、ということと同じことになる。

達人を欺くことができる(た) というのは、 could deceive the expert /

英語 could deceive the expert  がアタマに残っていくので、より望ましい。

英語を日本語訳にしていく場合、どうしても、英語でなく、理解した日本語で終わってしまう。

そうすると、英語がアタマに残りにくい。
これを解消するためには、理解した英語を何度も復唱することも効果的。

さらに、効果的なのは (少し実力がついてから) 他の英語だとなんていえるか
ということにトライするといい。 これは直接英語を自分で組み立てる非常に
効果的な練習になり、そのままスピーキング力とライティング力、つまり
能動的な英語力に直結する。

中学レベルを目指す段階から、この能動的な英語力も伸ばしていくようにすると、

比較的ラクに、口から英語が出てくるようになる。

(一般的に、スピーキングが苦手という人は多いが、多くの人に当てはまるのは、
自分のアタマを通して、つまり考えて英語を話す、書く、ということをしたことが
ないから。
したことがないことは、できない。 心配無用。 今日から始めればいいだけ。

ネイティブの小学生が書く程度の 300字くらいの英語をスラスラ書ける日本人は、
それほど多くないだろう。)

まず、中学レベルの英語を押さえておくと、後は英語上昇軌道に乗りやすい。
また、中学、高校生で、つまづいてしまっている人は、後戻りをするといい。

高校2年でつまずいたら、高校一年の教科書に戻る。高校一年も理解していない
ことがわかったら、中学3年に。

後戻りして損することは、まずない。
後戻りが、実は前進へ向けての一番の近道。