単語だけじゃない、英語全量を脳にインプットする!

単語がなかなか覚えられない、というのは、英語学習者みんなの悩み。
単語を覚えているからって、英語がわかるわけではない、これは中級、上級レベルに
なるにつれて、だんだんとわかってくる。

でも、初級者には、とりあえず単語、という願望が強い。

では、どうやって、単語を忘れずに覚えていられるか?

まず、脳のクセを知る。

動物は、忘れることで生きている。
全部をそのまま覚えていたら、今生きている分の事実プラス今まで生きてきた部分の
事実が全部表面に現れてきて、大変なことになる。

忘れることで、賢く自動的に取捨選択をすることができるので、忘れることは決して悪い
ことではない。

ところが、完璧に忘れているのではなくて、実は脳は、覚えている。

矛盾するようだけど、覚えているけど、表面化しない。
脳のどこかでで、データとして取っている。

「でも、今のあなたには不必要よ」と、いってやさしく意識にのぼらないようにしてくれている。

「英語学習のときは、そんなことしないで、ちゃんと意識にのぼるようにしてくれ!」と思うけれども。

新しい記憶を作る場所は、脳みそのなかの「海馬」であろうとほぼ科学者の意見が固まっているようだ。
ところが、作られた記憶を保存しておく場所は、「海馬」ではないらしい。
まだ、特定できないが、大脳皮質ではないかと研究が進んでいる。

つまり、この単語覚えた、と思って海馬が新しい情報を作っても、そのあと、その情報は
脳の別のところに保管される。

この記憶が保管された脳の一部からいかに記憶を引き出すことができるか。

思い出すために必要なのは、「関連するもの」らしい。
記憶が保管されたときに、一緒に関連するものも保管される。

その関連されるものから欲しい情報も記憶にのぼらせることができる。

この記憶を呼び戻す仕組みをプライミングという。
たとえば、サルは といったら、それぞれの人が持っているサルのイメージが喚起される。
「キーキーなく」
「動物園のサル山」
「りんごが好き」
「赤ら顔」

こういって関連されるのがプライミングだ。

記憶にこうやって保管されるということは、それを戦略的に使えば、効率よく覚えた単語を
記憶から引き出すことができる。

私が今まで単語を覚えてきた経緯から

*単語は必ず文章で組み入れる。

*実際の英文や音声に10回遭遇してはじめて覚えられる。

*英語で終わる。

を重要と考えている。

*単語は必ず文章で組み入れる。 というのは、単語を単体で覚えても意味が無い、

というか再び記憶に上るのが難しい、という意味。

そこで、お勧めは、文章で意味を掴む。さらに前後の文章も含める。それから、英英辞典に載っている
例文も含める。

この3通りのステップで、その「単語周辺」を記憶にとどめる。
(記憶にとどめるというのは、無理に覚えることではない。無理に覚えても必ず忘れるから、
それよりも、期間を置いて反復するほうが効果的。)

*10回遭遇してはじめて覚えられる。 というのは、実践が何より重要ということ。