スピーキングができるようになるまで

スピーキングについて、何度かご紹介したが、
ご質問をたくさんいただいている。

質問 「リスニングは教材などで自分でも上達させることができると
思いますが、スピーキングは やはり英会話学校などに行かないと
無理でしょうか?」

お答え

いえいえ、スピーキングは独習で上達しますよ。
まず、もちろん、ある程度の英語のインプットは必要。
つまり、自分に英語が詰まっていないと、何も話せないからね。

それでも中学レベルの英語の蓄積があれば、始められる方法がある。

それは、一つの文章から、次の文章へ発展させてみること。

ちょっと、日本語でやってみよう。

「ここにりんごがあります。」

こういう文章から始める。

「ここにオレンジがあります。」

「あそこには、イチジクが5個あります。」

「5個のイチジクのうち、3つはちょっと腐ってるみたい。」

「私ね、りんごは好きだけど、オレンジはあんまり、、、」

「りんごって今が旬だよね。最近丸かじりすると、ワックスがよくないからって
ワックス塗っていないりんご、結構あるよね。」

「りんごのにおいかいだら、なんかおなかすいてきた。ちょっと早いけど、何か食べにいこうかな。」

日本語だとこういう文章って、頭の中でいくらでも考えられるし、話をドンドン、テキトーに
拡げていくこともできるよね。

英語も同じようにやればスピーキングはグングン伸びる。

とにかく、自分の知っていることをドンドン話していく。
I have an orange. からドンドン話を展開させていくだけ。

やってみると、結構最初はできません。

自分で英語を考えて話すって、慣れないと結構できない。
(だから、シャドイングは、その予備練習として最適なのです。)

このやり方のいいところは、一人でできること。

恥かいても、自分ひとりだからね。気軽にできる。

それから、録音して、後で自分で聞いてみるのもGood。

いやあ、こんなに間が開いちゃったとか、こんなカンタンなことしかいえないって
いうのが、わかると、それもまた次へのステップになる。

こんなこといいたかったのに、詰まってしまった、という場合は、
和英でまず調べてみて、それから英英辞典で例文を見てみる。

そうすると、英英辞典には、カンタンな英文がたくさん載っているから、
「なあんだ、こういえばいいのか」っていのがわかる。

これは、記憶によく残るから、次の時に使えるようになる可能性大。

上達していくと、話がドンドン深まっていく。

英会話学校だと、会話は1対1が基本だから、深みがない。

「あなたはどこ出身ですか?」
「私は東京出身です。」
「東京は冬は寒いですか?」
「ええ、寒いです。」

まあ、こんな感じが会話練習でしょう。

でも、日本語しゃべるときって言うのは、話はもっと深くなっていきますよね。

アメリカで、CNNニュースをみたりしても、インタビューを受けてる人は、
1分くらいは、自分の知識や見聞きしたことを、立て続けにしゃべる。

1分って結構いろんなことがしゃべれる。

ひとりスピーキングで、ドンドン話を進めていくと、だんだんと自分でも、
もっと細かく説明できたらいいのに、と思えるようになってくる。

トピックスもいろんなものから選べる。

仕事で使いたいなら、最初の文章をビジネス雑誌から取ってきてもいい。

Since the beginnging of this decade, the average annual rate of job growth
in the United States has been 0.7 percent.

こんな文章から始めれば、そのあと 自分が知っている知識を使って、
日本の雇用問題や社会環境を説明したりしていく。

毎日5分続けてみると、

2週間くらいで、最初言えた英語とは、比べ物にならないくらい
いろんなことが言えるようになってくる。

気軽+楽しくできる、そして効果大のスピーキングの方法。