普通の英会話で苦労する帰国子女はあまり、いない。

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普通の英会話で苦労する帰国子女はあまり、いない。
でも、お勉強のほう、たとえば英語読解などで、日本でしっかり勉強しているレベルから
相当低いレベルの人も結構いる。

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いずれにしても、アウトプット系(特にスピーキング)に関しては、自分から主体的に何かしないと、身につけるのは難しい。

英語に関して、日本ではこんな切羽詰まった場面ていうのはほとんどないからね。

じゃあ、どうやったらそのアウトプット系の勉強がカンタンにできるか?

主体性をもって英語を話すこと。

人ごとの話、たとえばニューヨークの男と女が出会って、ああなって、こうなった、
というのは、受身の話。これはアタマの上を通り過ぎていく。

ところが、自分が主人公と考えると、インプットもアウトプットも変わってくる。
自分が主体という考え方を、ある意味、無理やり自分に仕組む。

楽しい方法は、感情移入して海外ドラマなんかをみる。
そして、そのうちの一人を自分と同化させてしまうのだ。

自分の気持ちとして、俳優と一緒にそのセリフをハモる。
もちろん感情を込めて。

単なるリスニングでなく、自分はモニカだ、という意識。

フレンズのこんなやり取りでは、モニカになりきる。

家に帰ってきたチャンドラー。モニカがうれしそうにしているので、
きっと何かあるとにらむ。

チャンドラー “New haircut? Necklace? Dress?”

首を振るモニカ

チャンドラー ”Boots?”

今度はうなずくモニカ

チャンドラー ”Boots!”

モニカ ”They’re a little more than I usually spend on boots or rent.”

チャンドラー(夫)が、こんな高いブーツを買うことに反対することは目に見えているから
その防御策を話しはじめるところ。

ブーツの値段をみて、
チャンドラー ”Oh my God!”

モニカ ”I know.”

イヤミをいうチャンドラー

“I ‘ll miss being able to buy food.”

モニカ ”They just looked so good. And the salewoman was like:
These are too pricey for you.”

チャンドラー ”She had a point.”

どうしても、ブーツが欲しいから、何がなんでもチャンドラーを説得にかかるモニカ

あなたもモニカになって、一緒にチャンドラーを説得していく。
そうすると、このモニカのセリフが、生き生きとあなたの言葉になっていく。

この体験を何度も繰り返すと、お決まりのセリフが自分のセリフになっていく。

モニカじゃなく自分が、”They just looked so good.”といって、ブーツにいとおしさを感じる。

こうなると、英語表現が、ひとごとの映画の一こまの表現、から 自分が使っている表現に
すりかわっていく。

あなたが英語を自由に話す日が 見えてくる!

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