娯楽になる本を英語で読むと、なぜかメキメキ読めてしまう!

前回のブログで英語力を押し上げる方法として、洋書を読むことをお勧めしたが、
そのとき、英語本+オーディオCDの組み合わせがベスト とご案内した。

まず、本を一回通しで読んでストーリーを楽しむ。

2回目にシャドイングに入る。
一回のシャドイングは、初級者は1ページ、中級は2,3ページが目安。

ステップ1 英文を読んで意味を取る
ステップ2 該当箇所のCDを聞いて、聞きながら意味を取れるようにする。
ステップ3 英文を目で追いながら、CDと同時に音読する。
ステップ4 英文を見ないで、CDを聞きながら、CDのあとについてシャドイングする。
ステップ5 仕上げ。英文を見ないでCDを聴く。このとき、声に出さずに頭の中だけでシャドイングする。

同じ英語を5ステップで攻略する。

これをやると、ボキャブラリー、リスニング、リーディング、スピーキングが同時に向上していく。
さらに、英語が蓄積されるので、後でライティングするときの能力も向上しいてる。
つまり、英語に必要な能力がすべて向上する、非常に優れた方法。

この方法が英語力向上に効果があるのは、いったんアタマに入った知識を、目、耳、口で何度も
反復することによって、多方面から英語が入っていって、記憶に残る期間が長くなるから。

そして、新しい英語もドンドン取り入れていくと、その繰り返しで自分の記憶に残っている英語が
ドンドン増えていく。 なので英語力が大幅に伸びていく。

基本的には語学の習得の基礎は、これに尽きるだろう。
記憶力がバツグンにいい人に英語達人が多いのも、これが要因ではないか。

心理学に プライミング効果 というのがある。

一度接したことのある情報を無意識に記憶にとどめておくことで、二度目に出会った時に
すばやく対応することを可能にするための記憶がプライミング記憶で、その効果のこと。

「先生」 という言葉を読むと、その文章に含まれている 「教師」「黒板」「偉い」「教える」「やさしい」
などの言葉は 「地面」「花」「苦しい」などのことばよりもより早く読める。

つまり、関連性のある言葉は無意識のうちに早く理解することができるというものだ。

英語がたくさん詰まっていると、より多くのプライミング効果が生まれる。
いわゆる無意識に詰まっている記憶にによって連鎖的に理解をすることができる。

なので、たくさん英文を読み、たくさん聞き、そしてそれが無意識のうちに記憶に残っていれば、
それがプライミング効果を発揮してくれる。

意識して、この単語の意味は とアタマをひねるよりも、この人間が本質的に持っている
能力を活用したほうがはるかに効果は大きい。

英語3段とび講座では たくさん英語を聴くし、スピーキング編に入るとたくさんシャドイングをする。
そして毎週トピックが変わる。
なので、たくさんインプット+たくさん同じものを繰り返す、 というのを意識せずにやってもらう。

もちろん自分でもできる。
先日紹介した 本+CDを使ってたくさんインプットし、たくさんシャドイングする。
また、映画DVDもいい材料だ。

私の本音をいうと、

中学から高校まで6年間英語を習ってきた、というけれど、その間に読んだ英文の量は、ペーパーバック1冊にも満たない、

ホントに微々たるもの。
これで英語ができるようになるわけが無い。

教科書を全部丸暗記したら、反復練習としてかなりいいけれど、量が圧倒的に少ない。
これでは、プライミング効果を期待するほどの量がインプットされていない。

集中してたくさん読む、聴く、そして口から出す。

そうすると、あなたのプライミング記憶がちゃんと働いてくれる。
覚えよう、でもそれは苦しいなどと悩む必要はない。
ただ無意識の能力が働いてくれるんだから これはラク。