英語の勘を鍛えるには

英語勘は、鍛えられる!

英語の習得から一歩抜け出すのが難しい。

なので、ちまたには、この一歩を抜け出すための「超初級者向け英語本」
などが、氾濫している。

また、日本人は「お勉強」が好きで、どーしても「楽しんで英語が身につく」
という方法よりも、「英語を勉強する」ほうが、好きなので、単語集とか
きっちり解説がついている英語学習本を一生懸命勉強したりする。

超初級者向けに書かれた本は、その場は居心地がいい。

一応日本語で「納得」できた気にしてくれる。
しかし、日本人1億2千万人のうち、英語が使えますと胸を張っていえる人が
どれくらいいるのか、と考えると、その学習法にも限界があるようだ。

必要に迫られて、とはよく言ったもので、海外派遣にすでにいっている方で、
講座を受講する以上のスピードで英語を使わなくてはいけないという方から
の一言。

「ホントにできるんなら明日までに英語が使えるようにしてください。
と言いたい心境です。」

海外に派遣された会社で管理職の立場なので、アメリカ人の部下が10人近くいるそうだ。

彼らにミーティングのときなど、やっぱり上司として威厳のある発言をバシッといわなくちゃいけないこともある。

英語3段とび講座を継続することとともに、DVDを観ることをお勧めした。

まず、同じシリーズのDVDを一日1枚、毎日続けてみる。


セックスアンドザシティや、フレンズなどだ。

アメリカ版なので、日本語の字幕がない。
この方はある程度の英語レベルなので、英語字幕を出して一回DVDを見る。
次に字幕なしでもう一回。
一日に3話くらいを続けてみてもらう。

この狙いは同じ表現が、別の場面で出てきても、それが捉えられるようになるように
すること。

たとえば、セックスアンドザシティであれば、ストーリーの中心人物が4人の女性。
毎日2時間程度DVDを見ることで、彼らの声の特徴はすでに脳みそにインプットされる。
日本人が英語を聴くと、英語の聞き取りが、それをしゃべっている人に左右されることが多い。

顕著なのが、低い男性の声が聞き取りにくい、というもの。
しかし、これも同じ人の声をずーと聞いているとクリアできる。


さらに、ドラマなので登場人物のキャラが設定されている。
キャラが設定されているので、英語表現もある程度の範囲になってくる。
30歳女性の設定で、渋谷の高校生がしゃべるような会話にはならない。

つまり、同じドラマの同じキャラクターであれば、その表現の範囲は結構限られてくる。

同じドラマを続けてみると、このあたりがわかってくる。

そうなると、全く新しいDVDを観るときでも、次のフレーズなり単語なりが自然に先回りしてわかってくることがある。

これができているということは、そのフレーズなりはすでにアタマにインプットされている
ということに他ならない。

このインプットの引き出しに、たくさん詰まっていることが英語上達の条件だ。


同じシリーズのDVDをみることで、そのドラマ内で使われている表現という
条件つきながら、このインプットの引き出しが結構詰まってくる。

そうなると、英語上達は早くなる。

日本語訳と見比べながら英語を勉強する方法と比べると、確かな理解力になったかどうかなかなか確信がもてない。
でも、これがホントの語学習得。

ある帰国子女がいっていたが、海外に出て1,2年のとき、大体聞いている内容が
わかりだした頃とうのは、かなり不安定な状態だそうだ。

で、何度か耳にしたフレーズは、使わずにいったん自分の中にしまっておく。
それで、さらに何度かそのフレーズを聞いて、「こういう場面で使う表現」という確信がだんだんできてくる。
今度はそれが使える絶好のチャンスに、その言葉を使ってみる。

相手の反応をみる。

すんなり会話が進んだら、その言葉は自分が考えていた通りの使い方でOK。
ちょっと会話が途切れたり、ちぐはぐな感じがしたら、またポケットにしまって、もう少し
微調整をしてもう一度トライする。

こんな試行錯誤を繰り返しながらこの帰国子女は英語を習得して入ったそうだ。

彼女も現在東京大学4年生。帰国枠で大学に入り、今年はもう就職するそうだ。
いったん身につけた英語でも、使わなくなるとやはり口から出てこなくなる。
彼女はいまでも毎日3時間、英字新聞、TIMEなど雑誌、CNNなどに目を通し、
同じく帰国子女の兄弟とは英語で会話を続けているそうだ。

海外にいる方も、日本国内で英語力上達を願う人も、必ずしも机に向かう勉強だけが英語ではなく、あいまいさを残しながらも、ドンドンボリュームをこなしていく方法も
身につけていくと、数ヶ月で英語勘を鍛えることができる!