英語も単語の選び方でコミュニケーションの距離が決まる

最近タクシーに乗ると、「どの道を通っていきましょうか?」と聞かれることが多い。

どの道を通って、といわれても私は運転手じゃないから

「一番早く着く道で言ってください。」

ということにしている。

運転手さんに話を聞くと

「私、前の会社リストラになってタクシー初めて3ヶ月なんです」

という、結構新米のタクシーの運転手さんにも最近よく出くわす。

それで、道を知らない。

タクシーに乗ってペーパーバックでも読もうという思惑が外れ、

渋谷から広尾あたりに行くまでの道案内をする羽目になることも多々ある。

道を知らないのも困りものだけど、いろんな道を知ってるなら知ってるで、

その時間帯でどの道が一番すいているか、など

自分で決めて目的地まで快適に運転してくれればいいんだけど。

英語でも同じ事が言える。

フィットネスクラブでよく軽い会話を交わすアメリカ人がいるんだが、彼とたまたま上がりの時間が一緒で、最寄の駅まで一緒に歩いていった。

どこからかのアナウンスで、

「おタバコをお吸いの方にお知らせします。」

と聞こえてきた。

筋肉隆々のこのアメリカ人、結構日本語ができるみたいでいつもバイクをこぎながら、日本語ニュースを見ている。

で、私に聞いてきた。

「おタバコをお吸いの方に「「忠告します」」でもいいの?」

んー、言葉の壁は厚い!

アナウンスで、タバコを吸っている人に「忠告」はちょっと大げさすぎる。

warning だからね。 警告します、はもっとやばいかもしれない。

「ご案内します」ならいいんじゃない、information として耳に入れといてください、

という位の意味合いの日本語がいいと思うよ」と話したが、やっぱり日本語は難しい。

時と場合によって、または相手によって、英語を変えることができると、英語もかなり上級のレベルと言えるだろう。

英語ができる、

という認識ができた段階の会話を マイクなんかで録音してみると、

英語ネイティブがほとんどしゃべっていて、自分は相槌を打っているだけ。

でも、相手のいっていることは100%わかるし、相槌や相手にもっと話させるよう

に会話を助長させるくらいのことは言える。

でも、ここからもう少し英語ができるようになるともっと楽しくなる。

日々楽しんでいろんなフレーズが言えるようになると、会話の幅がもっと広がるだけ
でなく、会話の関係がぐっと身近になる。

CNNのLarry King氏が

「米国で最も会話術に長けた一人」

と絶賛しているLeilLowndes女史のCDセミナーを先日聞いていた。

そしたら、

「弁護士と会話をして、弁護士が仕事のことをprofessionと表現したとき
に、あなたがその会話の中でjobという言葉を使ったら、2人の関係は縮まらない」

と話していた。

これは、育った環境、現在の職業、趣味、などで使う表現が違い、それに自分をうまく合わせることができると、おのずから相手との距離が縮まり、親近感(CDセミナーでは、rapportという言葉を使っている)が生まれる、という。

まあ、これを考えると、eikaiwaにおいても、プロのタクシーの運転手のように、いくつもの道を知っていて、さらにどの道を通るのが今の場合最もいいかをちゃんと自分で考えて実行できるのが、一番ということですね。