英語で交渉するときにはウイットが効果的!

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英語で流暢に話ができたら!
英語を習得したい人の最終的な目標に

「英語で流暢に会話をする」

というのがあるだろう。
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といっても、会話にもいろんな種類がある。普通の会話から、交渉にいたるまで。

日本語とちょっと異なる点としては、彼らはユーモアというかウイットというか、そういったちょっとした小細工をとても喜ぶ。

だから、話の端々にちょっとした小細工の聞いたウイットがはいっていると、その場の雰囲気が和むし、話も膨らんでくる。

イギリス人と話していると、教養のある人たちは結構ウイットにとんだ話がぽんぽん出てくる。

よくこれだけ話せるなあ、
と感心してしまうがこれもやっぱり、日ごとの心がけなんだろう。

私たち日本人がこういった ちょっと気の利いたやり取りを学んでいくには、やはり映画が役に立つ。

アメリカとソ連(ロシア)が一発触発になった事件を描いた映画「13デイズ」では、映画の冒頭で、当時の大統領ケネディの夫人Jackieと大統領の第一の補佐役であるKenny(ケビンコスナー)のやり取りが見ものだ。

2人のちょっとしたやりとりに、戦略というか、機知にとんだフレーズが含まれていて面白い。

朝、ホワイトハウスの執務室に出勤したKenny.

Kenny ” Morining, Jackie.”
(もちろん、ケネディ夫人のことです。)

ケネディ夫人 “Hi, Kenny.”

Kenny “Want a schedule?”

ケネディ夫人 “No.  Why’d you cross all my people off the list?”

パーティに招待したい人たちをリストアップしたのに、それをKennyがすべてバツにしたから、ちょっと怒っている。

Kenny “Because you don’t have anybody on it who means anything.
No votes there.  There’s no money.”

Kenny は政治資金集め、票集めになんの訳にも立たないから、と反論!

ケネディ夫人 “It’s a party. Kenny.  And one thing we both can be sure of is
that you don’t know how to have a party.”

さすが、ケネディ夫人、あなたはパーティの仕方を知らない、と面と向かっていうとは・・・

しかし、Kenny も負けていない。

Kenny “Well, party to you, politics to me.”

遊びじゃない、仕事なんだ、というとこだろうか。

Kenny “So, who do you want?  For real?”

ここで、ほぼ自分の意見が通ると思ったKenny, ちょっとJackie に歩み寄る。
まあ、少しなら、Jackieの招待客を混ぜてもいいか、という心境。

ケネディ夫人 “Everyone on my list.  I don’t want to spend an entire evening
pretending that your votes and money are more interesting than they really
are.”

ぜんぜん負けてないケネディ夫人。私のリストの全員を呼ばないと納得しない。

ここで、一歩戦略を転換して、相手の弱みに訴える。

ケネディ夫人 “And I want my kids to stop eating the candy in the Oval
Office.”

Kenny がケネディ夫妻の子どもたちにキャンディをあげるのを咎めている。

Kenny “That’s not me.”

キャンディをあげてるのは俺じゃないよ、とシラをきるが、旗色が悪い!!

ケネディ夫人 “Then who is it?”

じゃあ、誰なのよ

Kenny “I don’t rat on my friends.”

告げ口するわけにはいかないよ。

しまいには、”You’re atarting to bug me.  “I’ll get back to you.”
イヤな女だ! 仕返しするからね

日本に限らず女性は強い??

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