面白い英語本をどんどん読み進める。

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

役に立つよりも、まずオモシロイが大事!!

 

英語を読むことについて、ちょっと書いたが、たくさんの方の反応は、
「英語を読むのはおっくう」というご意見。

 

なるほど、「英語を読む」と聞いたときに学校の教科書英語とか、仕事の英文なんかを想像するとちょっと気が重くなる。

これは誰でもそうじゃないかと思う。

でも、もっと気楽に考えてみると、結構英語で遊べる範囲は広い。

最近、「なんだこれは??」と、興味本位で手にした本は、

 

“Find a Husband After 35″という、なんとも現実的(?)な本。

 

このタイトルだけじゃあ、対して気にも留めなかったかもしれないが、
サブタイトルに、

 

“Using what I learned at Harvard Business School”とある。

どうやら、この本を書いた女性 Rachel Greenwaldさんは、ハーバードのMBAらしい。
なんと、ご丁寧に、本に印刷している著書名の後ろにも、MBAとタイトルをつけてい
る。

 

もちろん、私は、女性でもないし、35歳たって未婚というわけでもない。

男性というのはハッキリしているし、結婚も(一応)してる。

だから著者が想定している読者

“If you’re reading this book, you are probably
between the ages of 35 and 105 and looking to get married for the first
time,or maybe the fourth time”

のカテゴリーには属さない。

(なんと、105歳の女性も結婚を考えているのか??)

 

けれどもそのアプローチは、非常にオモシロイ。
ホントに、結婚するための戦略を、ビジネススクール張りのマーケティングを駆使し
ておこなうというのだ。

スポンサーリンク

たとえば、ゲリラマーケティングという章では、いかに 「いい男」にめぐり合うか というための戦略が面白く書かれている。

しかも、「ゲリラ」ということで、cost-effective お金の面で効率のいい、
out-of-the box tactiics (目からウロコの戦術)なのだそうだ。
(書いている本人も、読者もきっとオモシロクとは思っていないだろう、でも部外者
の私には奇妙なものばかりだ。)

 

月曜日の買い物は、ホールフーズですべし。けっしてセーフウエイにいかないこと。

 

ホールフーズは、無農薬 有機栽培などの食料品を中心に扱っていて、高級志向の
スーパー。

サンフランシスコに滞在したときに私もお世話になったが、確かにリッチそうな人た ちが顧客のようだ。

サンフランシスコの高級住宅街パシフィックハイツにあるホールフーズには、
車はメルセデス、ジャガー、肩にはエルメスのバッグという格好の主婦が多かった。
そして30代後半から40代の、「私、健康に気を使ってるんですよ」というような
独身男性も確かに結構店に出入りしている。

 

一方の、セーフウエイは、どちらかというと、安さが売り物の、元祖スーパーマー ケット。

私はこちらも、商品の品揃えが多いので(店が大きい!!)好きだが、顧客層は、中
流という感じ。
身よりのない年寄りとか、ジャージを来ている中年のおばさんとか、多い。

だから、ホールフーズの方が 有望な結婚相手にめぐり合うことが多い、というのが
ゲリラ戦略。
なるほど、店に出入りするだけなら、たしかに cost-effective だ。

他にも、スターバックスでなく、Bob’s Deli でコーヒーを買うこと。しかも出勤前
に。とか、
ヨガクラスに通ってすぐに家に帰るよりも、ウエイト・コンディショニングに顔をだ
し、そのままアスレチッククラブ主宰のハッピーアワーで楽しむこと、などなど。

多分これを間に受けてやろうという人はいない、と思いきや、なんとこの著者は、
「How to Find a Husband After 35」というセミナーを主宰し、それが全米各地で大
人気なのだそうだ。

全米のラジオ局でも引っ張りだこの彼女のセミナー、興味のある人は 休暇をとって
参加してみたら!?

英語は気が重いなんて考えているあなたも、ちょっとの英語力で楽しめる、こんな抱
腹絶倒の洋書や映画は、絶対に止められなくなる!

タイトルとURLをコピーしました