話しかけて欲しいと思ってる英語ネイティブ。

欧米人は あなたに話しかけてもらえるのを待ってる!

アメリカ人と話しをしていて、いつも心配なことがある。
それは、「彼は本当に話しを聞いているのだろうか?」ということだ。

アメリカ人同士の会話は、結構長い。
そして、話しが枝葉に分かれていくことが結構ある。
世間話をしているときは、いいんだけれど、重要な話で「ここは覚えておいて欲し
い」という内容のときは、後で確認しないとまずいんじゃあないか、と不安になるこ
とがある。

そして、この不安は的中してしまうのだ。

アメリカ人に聞いても、同じことを言う。
とにかくちゃんと聞いてもらえるようにするから余計話しが長くなる。

それに比べて日本人の会話は、極端に短い。
用件だけ。
それで あ、うん の呼吸じゃあないけど、済ましてしまうことが多いような気がす
る。
これもあまり短い、または無反応だと、ちょっと不気味だ。

「あれ、やっといて」
「はい、わかりました」

で、用件が済んでしまう。まあ、効率的といえば効率的だけど、ちょっと味気ない。

アメリカに長らく滞在して、久しぶりに日本に戻ってきたときに一番イヤな気分になるのは、「ぶつかっても知らん顔」症候群だ。


まあ、これは満員電車に乗ってれば ぶつかるのは当たり前になって、一々「すみま
せん」っていってたら、キリがなくなるからしょうがないかもしれないが。
それでも、「ああ、すみません、ちょっと荷物が多くて」から始まれば 「いえい
え、今日はちょっと込んでますからね」と少しは会話になって、ぶつかったことな
ど、まるでなかったかのように その時間をいい気分で過ごせるのではないかと思う
のだが。

アメリカ人は、とにかく話すことを好む。

マクドナルドなどよほど、スピード命 というようなファーストフード店でなけれ
ば、レストランではみんな話しかけてくる。

私はレストランなんかで順番まちをしなくてはいけないとき、名前を聞かれると
「TOKU」とか「TETS]という名前を使うのだが、これだけでも話しが弾んでくる。

「へえ、これって何系? え、日本人の名前なの? 初めてだなあ こう言った名
前」とかそこから話しが弾んでくる。

私も面白がって

「ほんとはね、Ted Sushi っていうんだ。うちは、代々寿司屋なんだ。」

(これは、私がアメリカの会社で仕事をしているとき、同僚が付けたニックネーム。
Tetsushi を2つにわけて”Ted  sushi”)

などと話しを始めると、それだけで、雰囲気が和む。

相手が気を許せば、私は自分の名前だけで2時間話せるネタを仕込んである。
まあ、レストランで2時間ぶっとおしで案内係と話しこんだことはないが・・・

日本だと客が絶対えらい、のようなところがあって、食事のときも「客 対 奉仕係
(ウエイトレス)」のようなかんじで、
「ハンバーグステーキお持ちいたしました」
「・・・・」

「お水をおつぎします」
「・・・・」
で終わってしまう。

アメリカだと「まずきょうのお勧めは」からはじまって、この辺でオモシロイスポッ
トや、最近の話題、ウエイトレスが通ってる大学(バイトも結構多い)での話など、
食事が運ばれる前に、「あなたのこと、5年前から知ってます」と言うくらい話題を
提供してくれる。

これから海外旅行に出かけるいいシーズンだが、あなたの英語に自信をつけられる1
日たった3分でできることをご紹介しよう。
1日1回、話しかける。
これだけ。

1日1回、会った人に話し掛けてみる。最初はちょっと勇気がいるがそれを実行すれ
ば、相手は必ずあなたと接点を持てるよう務めてくれる。

機会はどこにでもある。
レンタルビデオ屋にはいって、自分の好みのビデオのそばにいる客に、「これ、見た
ことある?」と聞くだけで、そこから話しが弾む。
30分は離してもらえないかもしれない。
(私はビデオレンタル屋に行くと、1時間は帰ってこないと、家族に評判が悪い。)

話題が行き詰まっても 少なくともどっからきたのかくらい、聞いてくれる。
1週間滞在して、これができるようになってくると、相手が話しかける内容が大体分
かってくる。

予測することが出きるようになるからだ。

そして自分が何を話すことを相手が期待しているのかも、分かる。

これが出きるようになると、会話を続けるコツを自分でつかめるようになる。

オレは海外にいかない・・・

ご心配なく、日本でもできます。

今や日本にも英語を話す欧米人はごまんといる。
私だけが欧米人にぶつかるということはないから、皆さんもたくさん目にしているの
ではないか?

私は結構彼らに話しかける。
先日は、いまはやりの「スーパー銭湯」で2時間裸の付き合いをした。
近くに住む白人と黒人の外資系企業に勤めるビジネスマン2人組だったが、まさしく
“super!”とスーパー銭湯のことを絶賛していた。
一緒にサウナにはいって、野球を見ながら長い間談笑したので、私はかなりのぼせて
しまったが、楽しいひとときを過ごさせてもらった。

3日前は、気ままに入った渋谷の回転寿司で、隣に座ってきたカナダ人と2時間も話
しこんでしまった。
彼いわく、「サーモンの質もカナダに負けず結構いい」とスシネタを絶賛していた。
どうもイクラなどのたまご系はダメらしいが。

実は彼らも話しかけてくれるのを期待している。
滞在してから最初の数週間は。
ところが、誰も話しかけてくれないから、不安になっている。
あなたが話しかけてあげることで、彼らも楽しい気分になれるのだ。