マイブームを作って、ワクワクしながら英語を上達させてしまおう!

マイブームを作って、ワクワクしながら英語を上達させてしまおう!

英語の初級者から、海外の生活経験がないから英語が上達しないのでは、というご質
問を受ける。

確かに海外にいたほうが、英語に接する機会が多いから、英語上達の可能性は高い。
けれども海外にいたからといって必ずしも英語が上達するわけではないし、日本にい
たって英語を上達させることは可能だ。

弊社の英語講座には、実にかなりの人数が、海外から受講している。それだけをみても、海外経験=英語上達とはいえないだろう。

日本にいながらどうやって、英語を上達させるか?

ワクワクしながら、英語関連を趣味にしてしまうのが一番だ。
これは何も英語の学習を趣味にしてストイックになれ、というのとは違う。
違うというか、まったく逆の楽しんでしまう発想のほうがいい。

語学の学習で一番てこずるのは、根気が続かないということ。
3日で英語がペラペラになるんだったら、誰も苦労はしない。
つまり、そんな事は不可能だ。

けれども睡眠時間を削ってまでも、したいことであれば、話は別だ。

私はいつもやりたいことがたくさんあって、毎日が楽しくてしょうがない。

たとえば、先月の私のマイブームは、

*ジョングリシャムのペーパーバックで推理小説を楽しむ。彼の小説は文章にスピー
ド感があって、あっという間に読めてしまう。

*アメリカの大統領のパートナーシップを書いた”Hidden Power”で、日本のメディア
が伝えないアメリカの大統領夫人(ファーストレディ)のインプレッションを楽し
む。ヒラリー夫人の芯の強さには、彼女の強い信仰心が影響してるなど、あのスキャ
ンダルを乗り切ったのはこういった背景があったのか、と改めて感心。

*テレビドラマ「フレンズ」で、たわいもない会話から、日常表現を拝借して自分流
にアレンジする。おお、テレビドラマにしてはきわどい発言が多い!

などなど。

ビジネスで使う英語というのは、実は大変範囲が限られている。
話題が限られるからだ。

だからあなたがしている仕事の範囲の英語ならば、実にカンタン。
まったく恐れる事はない。

ワクワク英語というのは、その幅をもっと広げてくれる。だから英語に応用力が出て
きて、学習だけで英語に接してきた人よりも断然強い。

たとえば先日も、英語フレーズの中から、”ring up”という表現が出てきてこれが、
どうして「精算する」という意味かわからない、という受講者からの質問があった。

学習英語の発想だと、このフレーズをそのまま憶えてしまうという手を使うが、それ
が実践で役立つのは非常に難しい。感覚で憶えていないからだ。

ワクワク英語だと、こういったフレーズが、あちらからもこちらからも出てくる。
人間の記憶力なんてたかが知れているからこれをすべてその場で憶えるのは難しい。

けれども、ワクワク英語だと、場面でそれをイメージして記憶に残っている事が多
い。

たとえば、先ほどの”ring up”というのは、お店のキャッシュレジスターで “チーン”
という音を表現したもので、そこから買い物を”精算”するという意味になる。

化粧品の店員と客とのコミュニケーションが面白く続き、最後に”OK、じゃあ、買っ
たものを精算するわね” ”ring up” というフレーズは、場面とフレーズが一緒にア
タマにはいってくる。

勉強だと思わないで、楽しいこと、興味のあることからどんどん取り組んでみたら、
驚くほど効果がでてくる。
これは今までの学習では味わえない効果だ。

私は今週は、「レインマン」を楽しんだ。これは秀逸の映画。トムクルーズが早口で
ダスティンホフマンにまくし立てるところは、英語表現で拝借したい内容がたくさん
入っていた。

また新しく読み始めた “Family Honor”はハードボイルド小説らしからぬ、嬉しい意
外性がある。
登場人物に実に味わいがあるのだ。
英語は超カンタンだから、洋書を敬遠していたならば是非試してみてください。
たとえば、次のような会話。

“God, who’s that?” she said.
“I was hoping you might recognize him,” I said.
“Him? Ugh”
“Why ‘ugh’?”
“He’s such an Italian Stallion.”
“I don’t think he’s Italian”

という具合に会話がドンドン進んでいく。
会話体がほとんどなので、文章は平易で、しかも生きたフレーズがドンドン場面とと
もにアタマに入ってくる。