英語はうんちくよりも始めれば進歩がある!

メルマガを長らく書いているといろんな方からメールをいただくが、その中で、英語論について議論したいという人がいる。

私は英語は道具だし、数学とか物理のように学問として議論するようなものではないと思っている。
ホームページで英語について検索してみると、いろんな英語について議論するページがある。
掲示板でそれぞれが自分の英語についての意見やら何やらを述べているのが多いのだが、実際のところ、手っ取り早く英語を上達させたいのならば、議論よりもまずドンドン始めてしまうことだ。

以前異種格闘技が人気だったが、いくらファンになっても自分が格闘技に強くなるわけではない。

あくまでファンとして知識は豊富になるかもしれないし、ファンを続けることで自分もやってみたいという思いも強くなるだろうが、それだけで自分が強くなるわけではない。

ホントに強くなりたいのならば自分で身体を動かして強くならなくてはならない。

その際、自己流よりも、ジムなり道場なりに通って、その道のプロに教えてもらったほうが、数倍も効率よく短期間で強くなれるだろう。

英語もまた同じ。

うんちくをのべるよりも、まず始めることだ。始めるに当たって、すでにその道を通った人により近道(努力しないという意味ではありません)を教えてもらうならば、より早くより高く英語の能力を伸ばすことができるだろう。

本屋にいけば、すでに英語を上達させた人が自分の経験を語った本がたくさん出ている。
その中からために成りそうな本を選んで自分流にアレンジするのでもよい。

とにかく始めること。そうすれば一ヵ月後は今より大きく違っているはずだ。

英語が話せるようになりたい! という質問がやはり一番多い。

だれでも、他の人がかっこよく話している姿をみると、「ああ、私もああなってみたい」とか自分の思っていることをカンタンに英語で話せるようになったら、という夢をもっている。

私は最終的には、英語は使ってナンボのものだから話せるようにすべきだと思う。

ただ、どうしても話すという段階に至る前には、「聞き取れる」「理解できる」というステップが必要だ。
それが英語上達の、いや語学の必然的なステップだからだ。

ある程度の素地ができて、それから話せる段階にカンタンに移行できる人の特徴は、恥を掻くことを恐れない人である。

大体英語を話すときとか英語でコミュニケーションを取るときに、冷や汗をかくのは、誰でも経験する。

一番大事なのは、常にアタマに何かを詰め込んで、それを自分のものにすることだ。

具体的には、私はアメリカで英語がそれなりにできるかな、と思い始めた頃、かなりたくさんのフレーズを話し相手から拝借した。

どういうことかというと、フレーズがドンドン聞き取れてくる段階になってくると、フレーズをカタマリでアタマに蓄積できるようになる。 そうすると、「あ、このフレーズはこの意味だな」という勘ができてくる。
けれどもこの段階ではまだ、あやふやなフレーズだ。

でも、こういう風に不確かだけどたぶんこういう意味というフレーズはアタマに残っていて、それを何度か耳にすると、その不確かさがだんだんと確実なものになってくる。そして今度は自分でそれを試す機会が必ず来る。

そのときに、この不確かなフレーズを試してみる。そして相手の反応を見ながら、「お、これはやっぱりこういう場面につかう、これこれの意味だ」という確信がもてるようになる。

そうなると、そのフレーズは、とたんに自分のポケットに入れておける重要な駒となるのだ。

ただ、いつも正しいわけじゃない。当然空振りもある。
だから、この時期に、その空振りを恐れずに話せる人、つまりドンドン恥を掻ける人、恥とも思わない人は、話すのがとたんに上手になる。